園の活動

うずっこ展(幼児画展)への取り組み

私たちは、保育の中で子どもが大好きな「絵」というものを取り上げています。なぜ「絵」を取り上げるのでしょうか?
子どもは、遊びの中で、生活の中で、心(内なる思い)を表現しています。
絵を描くことや音(音楽)や身体を動かす事でも表現しますが、絵は後々に残るものであり、皆で(その場に居なかった人とも)、
その表現を見ることができる唯一のものだと思います。
だからこそ、紙の上に残していった子どもの「心」=「絵」を、保護者の方々と見つめることで、
子どもの成長を考えていければという思いが、このうずっこ展へと繋がっています。

取り組み01
取り組み02

感じよう!子どもの描いた絵の具画から伝わってくるメッセージを。

普段見ている外面ばかりが、その人の気持ちではありません。皆さん、内に秘めた思いや考えがあります。
子どもたちだってそうなのです。その内に秘めた思いは、心が解放されると、自然と発信されるのです。
うずしお保育園の子どもたちには、解放できる場所があります。どろんこ保育(水・砂・泥遊び)や絵の具画なのです。
禁止や抑圧のない世界では、心が解放されます。
外面と内面とが合わさって、本来の自分なのですから、全てを受け止めて保育をしています。
皆さんも感じて下さい、子ども達からのメッセージを!

ダイナミック
力強い

何を描いたの?とは聞かないで

絵の具画は子どもの排泄物だと言われています。何を描くのかではなく、自分の気持ちを排泄しているので、「何を描いたの?」と
聞き続けていると、描く時に何を描こうか意識するようになったり、聞かれたら何かを答えなければならない気持ちになってしまいます。
そうすると、心の内面を表現できなくなってしまいます。
絵の具画に全部出し切る事は、【どろんこ保育】と同じで、優しさや楽しい気持ちだけでなく、甘えや怒り、不安や悲しみ、淋しさ、
苦しみを排泄する事になり、このような子どもたちの思いが、紙面に出し切ることで消化されます。

書く子供が大切です。

子どもの絵が大切なのではありません。
絵を描く子どもが大切です。

子供の見方が重要です

絵の見方が重要なのではありません。
子どもの見方が重要です。

子供の指導が問題です。

絵の指導が問題なのではありません。
子どもの指導が問題なのです。

子供のメッセージを受け止めてあげたい

子どもの絵から
子どもの表現であるメッセージを
受け止めてあげたい